エリオット湾に発着するさまざまなクルーズ船。1時間程度の手軽なものから本格的な1週間のものまで揃っているので、ぜひこの機会に、北洋の魅力を船上から味わってみてはいかがでしょう?
手軽な1時間のクルーズで
海からシアトルを眺める
シアトルとカナダも結ぶ大型フェリー。船上からアメリカ北西部の地形を楽しめます フィールド
アゴシー・クルーズはハーバーや湖など、クルーズの種類も豊富
 北洋のクリアーな青さと太平洋の穏やかさの両方を持ったエリオット湾には毎日、様々なクルーズ船が往来します。クルーズはシアトルでの楽しみから切っても切り離せません。簡単にチャレンジするならば1時間で湾内を巡るハーバークルーズが人気です。陽気なガイドさんの話を聞きながら船上で気ままな時。湾に浮かぶ島々やオリンピック半島の山脈、そして近代的なダウンタウンをぐるりと一望しながら船はゆっくり進みます。時にはアシカやアザラシ、野鳥の姿を見ることもできます。とくにお昼寝中のアザラシはなんともユーモラス。間近に迫るのでシャッターチャンスもたっぷりです。

 ちょっと贅沢をするならば、ランチやディナーを楽しむダイニングクルーズで、ロマンチックなひとときを送りたいもの。バンドの演奏を聴きながら、宇宙都市のようなシアトルの夜の煌めきを堪能できます。映画のワンシーンのような光景です。


ユニークな水陸両用車での観光ツアーが人気の
ライド・ザ・ダック
こちらはアラスカまで向かう本格的な客船クルーズ。たっぷりと時間をかけるまさに大人の旅が待っています。船内エンターテインメントも充実し、客室もホテルのように機能性良好です
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サンファン諸島やカナダのビクトリアに向かうビクトリア・クリッパー
すぐお隣のカナダまでお洒落に
イングリッシュティーを飲みに行く
 実はシアトルから船に乗って、お隣のカナダまで行くこともできます。例えば高速フェリーならばカナダのビクトリアまでわずか2時間半。シアトル旅行でカナダの空気まで味わえるなんてお得な気分です。

 日程に余裕のある方ならば、2泊3日くらいのクルーズにチャレンジ。なかでもカナダのバンクーバーやビクトリアを周るクルーズが人気です。船上の生活を楽しみながら、複雑に入り組んだ海岸線の地形の妙を堪能します。
そして船はゆったりとサンファン諸島に浮かぶ無数の島々を縫うように周遊しながら、カナダへと渡ります。英国の雰囲気あふれるビクトリアで、ちょっと気取ってアフタヌーン・ティーを楽しみ、国際都市バンクーバーでカナダブランドのショッピング…。海を挟んで向かい合う異なる色合いの街々を巡れるのは、クルーズならではの醍醐味です。
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アメリカ最北の海まで
キラーホエールに会いに行く
青い大海原に美しい姿が踊ります。英名でキラーホエールと呼ばれるシャチは、オルカの名前でも呼ばれることのあるクジラの一種
 海の中にはもちろん、貴重な生物たちたくさん住んでいます。北の海にいる彼らの世界に、ほんの少しおじゃまさせてもらいにいきましょう。

 なかでもエリオット湾の北、カナダ国境にほど近いファンデフカ海峡にあるサンファン諸島はキラーホエール(シャチ)が観測されることで知られます。キラーホエールというと、怖いイメージがありますが、実は彼らはとても仲間思いです。そして余分なエサをとったりはしないのです。その姿は白と黒のコントラストも、独特の流線型も美しく、ついつい見惚れてしまいます。
 ちなみに、彼らの姿が最も多く見られるのは夏と言われています。ただ、自然が相手なので会えるかどうかはその日次第。その分会えた時の感動はひとしおです。

 そのようにキラーホエールにいつでも会えるという確証はありませんが、サンファン諸島に点在する無数の島々が、まるで流星のように視界に飛び込んでは消えていく、その神秘的な様は見る価値ありです。シアトルからはビクトリア・クリッパーやシープレインで。島に上陸して土地の風情や美味を味わったりするのもいいでしょう。  クルーズはいずれも催行されるシーズンが決まっていたり、事前に予約が必要なものもあります。旅行前にご確認下さい。
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日本の食材を扱うスーパーは長期滞在者には心強い味方
Column 08
長期滞在のススメ
コミュニティーカレッジやフリースクールなども多数あり、そこで生活をするような感覚でシアトルでは長期滞在が可能です。 日本語の話せる医者や日本食のスーパーマーケットもあり、パイクプレイスマーケットなどでは獲れたての海の幸、新鮮なオーガニック野菜なども自在にこのエリアでの食を堪能できます。海も山も緑も近く、都会と大自然を思いのままに楽しむことができるのが大きな魅力です。
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